紅玉(りんご)の芯取り。
こんにちは、オンラインショップ担当のアベです。
皆さんからアップルシャーベットはどうやって作っているの?というご質問をよく頂きます。
そこで、今日はアップルシャーベットの「芯取り」道具を紹介します。
この道具は、アップルシャーベットを作る工程で重要な役割を果たす無くてはならない道具です。
アップルシャーベットを食べたことがある方はご存じだと思いますが、りんごの果肉が丸い形にくり
抜かれています。
これは、1個1個手作業でりんごの種まわりを取り除いているためにこのような形になっています。
その種まわりを取り除く時に使う道具で、私たちは「芯取り」と呼んでいます。
りんごを3割、又は4割にカット後、コンベアに流されたりんごは「芯取り」工程の作業者の手元に
流され、そこで「芯取り」工程を行います。
ご家庭で、りんごを切った後に果肉にⅤ字に切り込みを入れて種まわりを取り除きますが、それと
同じような事です。
しかし、1日約3tのりんご加工するとなると、V字に包丁を使っていたのではとても追いつかない
はずです。(実際にはやった事がないのでわかりませんが…)
そこで、この「芯取り」を使います。この作業は、ただ単純にくり抜くわけではなくて、りんごの種
まわりをしっかり確認して取らないと、硬い部分が残ってしまったり、深く取りすぎて果肉が無く
なってしまったりと、多少の手先の器用さも求められます。
ここでは、ラインの最後に検品者をつけて、目視でリンゴがキレイに抜かれているか?りんごの皮
など異物などがついていないか?などを確認し、次工程へ流します。
このアップルシャーベットの特徴的な形を作り出しているのは、この「芯取り」工程のためでした。
0コメント